2017年3月6日月曜日

2日念佛座談会

今回のテキストは『松並松五郎語録』より


・南無阿弥陀仏に、人間の智慧を持ってゆく。其処えものさしを持って行く。人間で計れる様な法なれば、この私等は助からぬ。

・条件の付けない念佛
 条件の付かぬ念佛

・阿弥陀さんから信心をもらうのではなく、阿弥陀さんをもらう。阿弥陀さんから念仏もらうと、思っていたが、念仏が阿弥陀さんであった。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏

西田幾多郎曰く
「迷いは罪悪の根源である。而して迷うと云うことは、我々が対象化せられた自己を自己と考えるから起こるのである」


 西田幾多郎博士の言葉はなかなか受け取りにくい事ですが、『場所的論理と宗教的世界観』の中の言葉です。見られた自己を本当の自己と認識しているところに既に迷いが生じているということです。

 松並松五郎さんの言葉はすっきりとお念仏のお心が表現されており、そのまま受け取ることができます。「条件の付けない念佛 条件の付かぬ念佛」はすこし難しいかもしれませんが、お念佛に補助するような何かが必要な訳でもなく、そもそも、わたしたちの方が考えたような条件を付けようとしても付かないのがお念仏だということでありましょう。それぞれ味わってみてください。

 松並松五郎さんの言葉はどれも簡素ではありますが、どれも阿弥陀さんが浸透しているからこそ出てくる言葉になっていますね。

ナンマンダブツ
ナンマンダブツ

次回の念佛座談会は12日です。