2016年5月17日火曜日

『木村無相 お念佛の便り』(土井紀明 編) を刊行しました


 今回、新たに『木村無相 お念佛の便り』を刊行いたしました。

今回は木村無相師33回忌に当たり、当寺院の寺報『聞名仏教』で連載しておりました「木村無相さんの法信」を一冊の本に纏め、「念佛の信心を求める人の光になれば幸い」(序)という住職の願いで発刊の運びとなりました。木村無相師と住職の関係につきましては当HP「念佛者木村無相先生」にて確認していただければ幸いです。
 
 また『木村無相 お念佛のお便り』では、木村無相師最晩年の書簡も含まれており、その中には木村無相師がお亡くなりになる3日前の肉声テープ音源より抜粋し掲載した文章もあります。信心を求めている方は是非とも手にして先生の息遣いを感じていただきたいと思っております。

お問合せは 念佛寺 まで
 
                                      南無阿弥陀仏     

2016年5月9日月曜日

輪読会 (6日)

今回の学習箇所は前回に引き続き、「教行信証(教行の巻)」(梯実圓) P277~ でした。両重因縁釈の続きということでしたが、テキストの内容から

「業識」という言葉は、インド部派仏教などで輪廻転生を説明するために用いた語で・・・(P277)

から「輪廻転生」ということについて考えてみました。輪廻転生説は現代日本仏教において必ずしも受け入れらているわけではありません。
 というのも近代、仏教が研究されるにあたってヨーロッパ(フランス、ベルギー、イギリス)などの研究者(仏教徒ではない)が、その当時ヨーロッパを覆っていた合理主義的あるいは自然科学的思想背景をもって経典研究を進めていった結果、その影響を色濃く残し、輪廻転生を否定するような見解さえも現れてくるようになりました。また、輪廻転生は仮に説かれた教説で、釈尊の入滅以後に流入したという考えも出てくるようになります。
 しかし、現代仏教学者の間では、合理的な考えに合わせたことによって、輪廻転生説を排除してもよいのか?あるいは、ヨーロッパや日本だけの仏教理解で解釈するのは問題ではないか?(スリランカ、ミャンマー、タイ、チベットなどの輪廻転生説を排除している)ということが取り沙汰されるようになってきています。
 いづれにせよ、「ある」「ない」ということをすぐに決めつけるのではなく、輪廻転生説をもっと丁寧に扱わなければならないのではないか、と言う事をお互いに確認しながら学んでいくこととしています。

前半、後半通して、輪廻転生ということに終始しました。非常に難しく受け入れがたい事などもあるわけですが、仏教を説明しようとすると言わざるを得ない考えであるのも確かであります。その点、梯師のテキストは丁寧に作られていると実感させられます。テキストを最後まで読んでいくには非常に時間を必要としますが、私たちも丁寧に触れていきたいと思っております。

2016年5月3日火曜日

念佛座談会(2日)

毎月2日と12日に開いている念佛座談会には、大きく3つの願いということがあります。

①念佛に親しむ
②信心獲得
③共に学ぶ

ということであります。
 ①念佛に親しむという事は佛に出逢うご縁であり、この念佛座談会では最初の約15分は念佛を皆で称え聞いております。日常から念佛をいただく事が大事であり、なかなか信心をいただけないということがありましても、念佛に支えられるということがあります。
 ②御信心をいただくという事は、浄土真宗において要でありますが、なかなかいただけないということがあります。念佛座談会では先人の言葉を手掛かりに学ばせていただいております。
 ③共に学ぶという事は、それぞれ聞法する歩みにおいて出てくる疑問や課題に対して共に考え、お聖教や先人の言葉から学んでいくということであります。しかし、教義の多くを学べばよいかというとそうではありません。「南無阿弥陀仏」の一声がわたしのお助けであったと知ればよいのであります。

以上のような事ではありますが、何か特殊な事を行っているわけではありません。念佛寺におきましては現在のところ念佛座談会や聞法会を
毎月5回開催しておりますが、昨今はライフスタイルの変化から皆が同じように休んで聴聞するというチャンスがなかなかありません。すこしでも仏法に触れるご縁になればという思いで開いております。
            念佛寺






2016年5月1日日曜日

宗派ボランティア受け入れについて  (4/28)

宗派ボランティア受け入れについて(4/28更新)



【重要】4/28宗派ボランティア活動綱領を更新しました。
 
 現在、ボランティア活動が行われている避難所(公民館、学校等)では、電気・水道・ガスなどのライフラインも徐々に復旧してきており、被災した道路や各種交通機関も復旧してきています。
 これらの状況に鑑み、宗派では、熊本教務所(現地災害救援本部)を窓口として、宗派寺院及び門徒等の復興支援に向けた宗派ボランティアの受け入れを開始いたします。詳しくは下記PDFをご覧ください。
 あわせて、NPO法人レスキューストックヤードのホームページにボランティア予備知識が掲載されていますので、安全に活動を行うためにも、こちらもご覧ください。(NPO法人レスキューストックヤード「ボランティア予備知識」についてはこちらからご覧ください。)
熊本教務所(現地災害救援本部)連絡先:096-324-0608

 なお、各自治体でもボランティアの受け入れが始まっておりますので、自治体のボランティアを希望される際は、現地ボランティアセンター等に直接お問い合わせください。(熊本県社会福祉協議会「災害ボランティア情報」についてはこちらからご覧ください。)