2015年11月28日土曜日

東本願寺 報恩講 (11月21日~11月28日)

真宗大谷派本山・真宗本廟(東本願寺)の報恩講も本日をもって全日程終了です。皆様は上山されたでしょうか?
 報恩講とは、真宗において、親鸞聖人の恩徳に報謝する法要です。親鸞聖人の祥月命日にあわせ、真宗大谷派ではこの時期に勤修され、御正忌報恩講ともよばれます。真宗では最も重要な年中行事とされ、全国から御門徒が本山に上山されます。
 
私(副住職)は都合の関係で27日に上山させていただきました。さすがに28日の結願日中(御満座)ほどの参詣者ではありませんでしたが、御影堂の後ろの方まで多くの方が参られていました。

 
 
11月27日 天気は快晴でした。修復工事の関係でまだフェンスがあります。

御影堂の外から撮影   後ろの方まで御参詣の方がおられます。

阿弥陀堂では、大門(御影堂門)の上に安置されている釈迦三尊像(釈迦如来・阿難尊者・弥勒菩薩)が公開されており、本山の係員の方が参詣者に説明されておられました。なお、阿弥陀堂は修復中のために、荘厳等は取りはらわれておりましたが、内陣の漆、金箔などがきれいに押しなおされていました。阿弥陀堂に御本尊が還座されるのは2016年3月31日とのことです。



 これは28日の様子です。27日に大学時代の先輩に本山で出会い、28日もお参りをするということで、結願日中の様子を送っていただきました。ありがとうございました。
 
今年はこれで本山の報恩講は終わりました。しかし、毎年本山でも、末寺でも報恩講は勤められていきます。今年お参りすることができなかった方は是非、来年お参りなさってください。
 よろしくお願いします。
 
 
 
 
 
 
 


2015年11月20日金曜日

真宗入門講座

入門講座は前回の続き、歎異抄・後序で、今回の個所は

 露命わずかに枯草の身にかかりてそうろうほどにこそ、あいともなわしめたまうひとびとの御不審をもうけたまわり、聖人のおおせのそうらいしおもむきをも、もうしきかせまいらせそうらえども、閉眼ののちは、さこそしどけなきことどもにてそうらわんずらめと、なげき存じそうらいて、かくのごとくの義ども、おおせられあいそうろうひとびとにも、いいまよわされなんどせらるることのそうらわんときは、故聖人の御こころにあいかないて御もちいそうろう御聖教どもを、よくよく御らんそうろうべし。おおよそ聖教には、真実権仮ともにあいまじわりそうろうなり。権をすてて実をとり、仮をさしおきて真をもちいるこそ、聖人の御本意にてそうらえ。かまえてかまえて聖教をみみだらせたまうまじくそうろう。大切の証文ども、少々ぬきいでまいらせそうろうて、目やすにして、この書にそえまいらせてそうろうなり。聖人のつねのおおせには、「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人がためなりけり。されば、そくばくの業をもちける身にてありけるを、たすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさよ」と御述懐そうらいしことを、いままた案ずるに、善導の、「自身はこれ現に罪悪生死の凡夫、曠劫よりこのかた、つねにしずみ、つねに流転して、出離の縁あることなき身としれ」(散善義)という金言に、すこしもたがわせおわしまさず。されば、かたじけなく、わが御身にひきかけて、われらが、身の罪悪のふかきほどをもしらず、如来の御恩のたかきことをもしらずしてまよえるを、おもいしらせんがためにてそうらいけり。まことに如来の御恩ということをばさたなくして、われもひとも、よしあしということをのみもうしあえり。

「閉眼ののちは、さこそしどけなきことどもにてそうらわんずらめと、なげき存じそうらいて」 
歎異抄の作者といわれる唯円房が自身が閉眼した後に多くの誤った考えが入り乱れることになるのではないかということを、嘆き、そのような自分の考えを持ち出している人々の言葉に惑わされそうになった時は、今は亡き親鸞聖人のお心に適ってもちいられた御聖教をよくよくご覧になるとよいでしょうと、述べられている。つまり、自分の考えを持ち出すことによって、親鸞聖人の教えが乱れるということですが、それによって聖人とは異なる考えが生まれ、そのことを命終わろうとしている唯円房が『歎異抄』の中で常に問題にし、最後まで嘆かれたことがうかがえます。
 後半部分は時間の都合上、進めることができなかったので、次回へ持ち越しとさせていださきます。

次回12月18日
今年の念佛寺予定

11月
・22日 真宗同朋の会 午後2時~4時頃

12月
・2日   念佛座談会      午後3時~ 5時半頃まで 
・6日   聖典講座                  午後7時~ 9時
・12日 念佛座談会      午後3時~ 5時半
・18日 真宗入門講座    午後6時半~ 8時半 副住職担当
22日 報恩講   午前10時法要始:住職法話
                               午後 2時法要始:大谷大学准教授 藤原正寿先生

詳しくは念佛寺HP http://www.eonet.ne.jp/~souan/gyo-ji.htm


21日より本山(東本願寺)の報恩講です
東本願寺 http://www.higashihonganji.or.jp/houonkou/









2015年11月13日金曜日

念仏座談会(12日)

12日、定例の念仏座談会を開催いたしました。
初めにお勤め、お念仏の後、住職より「信心の智恵」ということから、真宗の味わいの法話がありました。その後、参加者の方から、法話の内容と、ご自身の味わい、質問等がありました。
休憩後、本日のテキスト『松並語録』(念佛寺版)より

念仏申すもの、必ずしも信ありとは言えぬ。然し真実信心には必ず名号を具す。助けてくださる仏様が南無阿弥陀仏にて、私の往生間違いないと「信」じてござったら、私にあらためて、もう一つ信心は必要ないでしょう。「無上宝殊の名号と真実信心一つに」と仰せられてあります。

参加者の皆さまは”私にあらためて、もう一つ信心は必要ない”ということから信心を問い直していかれたのではないでしょうか。

今年の念仏座談会は12月の2回だけとなりました。
来月22日は  念佛寺 報恩講  です。
是非、ご参加ください。  念佛寺HPhttp://www.eonet.ne.jp/~souan/index.htm


今月21日より本山報恩講です。http://www.higashihonganji.or.jp/houonkou/

よろしくお願い申し上げます。



2015年11月7日土曜日

輪読座談会

昨日、夜7時より輪読座談会を開催しました
テキストは今回も 梯実圓和上『教行信証「教行の巻」』で p254「念仏往生から念仏成仏」
から読み進めていきました
 不回向の行ということを選択集二行章から学び、p256に載せられている『正像末和讃』の
真実信心の称名は
弥陀回向の法なれば
不回向となづけてぞ
自力の称念きらはるる
について、「弥陀の回向」や「弥陀が回向」にならずに、「弥陀回向」となっているのは、阿弥陀仏そのものが名号として回向されている、阿弥陀仏そのものをいただくということだ、という松並師のお話を紹介し、それぞれ学びを深めることができました

ご自由にご参加ください
テキストをお持ちでない方はこちらでコピーにて用意しております


次回は12月6日です

詳しくは念仏寺HP http://www.eonet.ne.jp/~souan/index.htm

本山報恩講の案内 http://www.higashihonganji.or.jp/houonkou/

2015年11月3日火曜日

11月2日 念仏座談会

少し朝が寒くなり、六甲山も紅葉のシーズンを迎えようとしています。
2日は久しぶりにまとまった雨が降り、足元の悪い中の念仏座談会の開催となりました。

いつもテキストを用意し、その中から味わい、課題に向き合っていく進め方をしていますが、
今回は、参加者の方からの質問から始まり、それぞれの考えや思いなどを語り、座談を深めていきました。

 「死」・「教えに出会う」・「意味を問う」や、「人生の目的」などをテーマにそれぞれの経験、考えなどを語り合い、これらの課題に対して、真宗はどのように応えていくのか、ということが深められていきました。

休憩を挟み、後半は『松並語録』(念佛寺版)より

私に出来ることは出来る。出来ないことは出来ぬ。分らぬことは分らぬ。
分らぬことを分ろうとするよりも、判った御方の仰せを聞けばよい。
私に出来ることに成就なし下された道に進めばよい。
阿弥陀様が判ってござるから、仰せのまま念仏申せばよい。
結果は南無阿弥陀仏に仕上がってあるのや。
聞けばよいのや。頂けばよいのや。頂くとは随うこと、受け入れることや。
この声を聞くのや。南無阿弥陀仏 念仏は往生の用意に称えるのではない。
往生の用意が出来上がったさけびが南無阿弥陀仏

皆様はどのように頂かれましたか?

次回は11月12日です。
詳細は念仏寺HP http://www.eonet.ne.jp/~souan/